運転中の注意

~運転中に気をつけること~

①車高に注意!

車高の高いキャンピングカーでは車高制限のある駐車場やトンネルなどに入れないことがあります。車高が高いことを忘れていてぶつけてしまうことも多いので、運転するキャンピングカーの車高はしっかりと覚えておきましょう!また道路の看板、街路樹、キャンプ場の立ち木など、高い位置にある障害物もあります。キャンピングカーを運転する際は、常に上方にも注意を払うようにしましょう。 他社のお話を聞きましてもキャンピングカーの高さを見誤った自損事故はかなり多いです。木等による損傷も増えております。ご注意ください。

②急発進・急ブレーキ・急ハンドルは厳禁!

普通車の約2〜3倍も重量があるキャンピングカーには発進や停車の際に通常の自動車の2〜3倍の大きさの慣性力が働きます。つまり、発進時には動き出しづらく、停車時にはなかなか止まりません。急発進・急ブレーキをかければ車体が前後に大きく揺れ、急ハンドルを切れば車体が左右に大きく揺れます。常に車体が揺れる不安定な運転では、同乗者が車酔いしてしまう可能性も高いし、急激な揺れで車内に積載した荷物が落下してくる危険もああります。最悪の場合、車が制御不能に陥り、横転などの重大事故を引き起こす可能性もあります。シートベルトをしっかり締め、荷物はしっかりと固定しておきましょう。

③横風の影響による事故にもお気を付けください

キャンピングカー見ればお分かりになる通り、車高が高いので当然の事ながら重心が高くなります。重心が高くなれば、カーブでの限界速度は下がります。限界を超えれば簡単に横転してしまいます。そして、車高が高くなるということは横風の影響を多大に受けるということです。

 

重量が重いです。分かりやすく言えば、トラックに荷物を満載して走っている状態です。重量が重ければコーナリング性能とブレーキ性能が落ちます。スピードは控えて下さい。

 

 

④カーブに気をつける!

キャンピングカーは普通車と異なるところに死角ができるので、右左折の時は歩行者の巻き込みに注意です(左後方は特に見にくいので注意です!)。また内輪差も異なるので、カーブの際は余裕を持って運転しましょう。

⑤駐車に注意!

キャンピングカーでは駐車の時に事故を起こすケースが多いので細心の注意が必要です。特にバック駐車を行う際は可能な限り補助者に確認をしてもらうようにしましょう。もし補助者がいない場合は、適宜キャンピングカーから降りて自分の目で確認し、慎重に駐車をしましょう。

 

⑥ 移動する際は道路の冠水に注意を

大風や津波、土砂崩れ……命を脅かすレベルの災害の場合、できるだけ事前に避難することが大切です。すでに災害が起きてから避難するのは危険な場合もあります。道路は走行可能か、封鎖や冠水、橋の崩落について情報を集めて、少しでも危険がある場合は、移動は避けるべきでしょう。 いざという時にも便利なキャンピングカー。そのメリットを最大限に生かすためにも、それなりの備えは必ず必要です。ガソリンは満タンに。飲料水や食料の補充もお忘れなく! 特に、アレルギーがあったり持病で投薬が必要だったりする人は十二分に用意をしましょう。ペット連れにも有効ですが、ペットのための食糧・トイレ・薬なども備えておきたいものです。

 

⑦台風とキャンピングカー

台風時のキャンピングカー注意点! 何度もレンタルいただいているお客様はご存知だと思いますがキャンピングカーは非常に風に弱いです!! 運転していると、ビックリするくらい風の影響受けます。 車体の軽いタイプは風の影響をモロに受けて、ハンドルも取られやすくなります。 運転してみると実感しますが、本当に怖いです。 風の強い普通の日でも影響を受けるのに、これが台風となるとゾっとします・・・ね!
風の影響でハンドルを取られるというのは、皆さんイメージがつきやすいと思いますが もう1つ忘れてはならないのが、風の影響で飛んでくる「飛来物」についてです。 まずキャンピングカーは、一般の乗用車より大きいので「飛来物」に当たる確率も高くなります。 ゴミや看板、屋根や工事現場の資材など、様々な物が風で飛んできます。 キャンピングカーに限らず、どんな車でも窓ガラスが割れたりボディに穴が開くので注意が必要です。 そして台風で四方八方に注意を巡らせ、細心の注意を払っても忘れてしまうのがキャンピングカーの車高の高さです。 普段は問題なく通れる道路でも、風の影響で「街路樹」が垂れ下がり車に当たってしまうことがあります。 「街路樹」だけではなく、屋根や日よけテントも注意が必要です!

⑧雨の日、川の近くは危険

川が近い場所に「涼しいから」「川の流れる音が心地よいから」と車を止めて車中泊する方もいらっしゃると思います。ですが、雨が降る日は川が増水する可能性があり、大雨の場合、ダムが開放されることもあるため注意が必要です。晴れていたとしても山は天候が不安定で、急に雨が降り出すこともしばしばあります。川辺からは少し距離を取り、身の安全の確保ができる場所に車を停めるようにしましょう。

近年、土砂災害や川の氾濫など大雨による災害が日本各地で多発しています。直近では8月中旬に前線の活発化によって引き起こされた大雨で、お盆時期の交通が麻痺したことも記憶に新しいのではないでしょうか。気象庁では、このような大雨災害の危険度が確認できる「キキクル」を提供しています。

また、万一の場合に身を守るための対策についてもご紹介していますので、ぜひ確認してください。

 

⑨オートキャンプ場・山や高原など避暑地の運転・走行 注意点

  • キャンプ場によっては、区分けを短い釘とロープでしている場所もあります。その区切りを気にせずに車で通過しようとしたところ、釘でタイヤがパンクしてしまうという大惨事が発生しています! キャンプ場の車の走行は徐行でゆっくり確認して進みましょう。
  • 運転席の天井よりも高い位置にシェルの天井、またはバンクベッドが設計されているキャンピングカーは、高架下やトンネルなど、高さ制限があり通れない道も多くあります。常に車両の高さを意識しなければなりません。 木の枝等もお気を付けください。「キャンピングカーは視覚的に見えない“高さ”がネックになるから、高ささえ気をつければ大丈夫」ではありません。運転をされるかたは、運転に集中してくださいね。数秒の判断が命取りになりかねません。
  • オートキャンプ場ご利用の際はご利用されるキャンプ場のルールにそってマナーを守ってください
もしもレンタル日が台風や悪天候の時に差し掛かってしまった場合には、天候・台風情報をこまめに確認しながら、身の安全を第一に考えて行動してもらえたら幸いです!

私たちスタッフとしては、お客様が無事に帰ってこられることが何より大事だと考えております。